無言の初詣 [氏子地区の伝説]
天理市萱生町(旧山辺郡朝和村萱生)に伝わる伝説を紹介します。
元旦の朝、萱生でも各戸家族そろって、必ず大和神社へ初詣をするが、途上で人に会っても、無言のままで行き過ぎる風習がある。
これには秘められた哀話が残っている。
昔、不作の年があって、庄屋が村を代表して領主に年貢の滅免方を訴願したが、怒りにふれて投獄されたまま新年を迎えた。
それで村人たちは松飾りも賀詞もその年は取り止めた。それが村の風習となって、今日まで伝っているのだという。
(飯田衛)
しかし、現在は、挨拶もされているようですが、もし、無言の萱生の方とお会いしても、この習慣を思い出してください。
元旦の朝、萱生でも各戸家族そろって、必ず大和神社へ初詣をするが、途上で人に会っても、無言のままで行き過ぎる風習がある。
これには秘められた哀話が残っている。
昔、不作の年があって、庄屋が村を代表して領主に年貢の滅免方を訴願したが、怒りにふれて投獄されたまま新年を迎えた。
それで村人たちは松飾りも賀詞もその年は取り止めた。それが村の風習となって、今日まで伝っているのだという。
(飯田衛)
しかし、現在は、挨拶もされているようですが、もし、無言の萱生の方とお会いしても、この習慣を思い出してください。
2016-12-27 23:41
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