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複数神社のお守りを持っていると神様同士が喧嘩することはないの? [豆知識]

 ありません。
 むしろ古典の祝詞(のりと)に「神議(かむはか)りに議(はか)り」と見えるほどです。
これは「神々が協議をなさった」という古事記(こじき)・日本書紀(のほんしょき)の神話と同じ考えに基(もとづ)いています。

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 さながら大型コンピュータ同士のネットワークのように、神様は互いに緊密に連絡を取り合いなさっているというのが、古来の日本的な考えであるのです。

次回は、お守りが壊れた・・・

お守りの有効期限 [豆知識]

「お守りの有効期限」なんて耳慣れない・場違いの言葉かもしれませんが、お守りを分かりやすく説明するにあたり、「有効期限」と言う言葉を使います。

 お守りは基本的に持ち主の身代わりであり、持ち主に関わる災いを代わりに受けるものです。
一般的なお守りには有効期限があり、この有効期限は通常一年なのだそうです。
(例:家内安全、無病息災、交通安全) 

もっとも、願いを叶えてくれるお守りの有効期限は、願いが叶うまでだそうです。
(例:受験の合格祈願、安産)

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たまに年期の入ったお守り(20年前に頂いたものだとか)を持っている人がおられますが、先ほど述べたようにお守りは持ち主の身代わりですからあまり古いと災いを受けきれなくなって逆に穢れ(けがれ)が付くという説もあるようです。

蛇足 : これは、「御師(おんし)」という祈祷師の人々によって全国の人々に配られた神宮大麻(お札の元祖とも呼ばれる)が、一年毎に新しいものと交換されていったことの名残のようです。(持ち歩けるお札≒お守り)

次回は、「たくさんの神社があって神様同士が喧嘩することはないの?」

お守りのご加護を最大限受けたい時 [豆知識]

お守りのご加護を最大限に受けたい場合は、常に身につけて大切にするのが良いようです。

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もしも、身につけるのがむずかしい場合は、神棚や気に入った場所でも良いそうです。もっとも、お守りは小さな「御神体」で、神様は清らかな所を好まれるそうです。保管場所をよく考えて、粗末にしないように気をつけましょう。

特に、古くなったお守りをゴミと一緒に捨てるのは、厳禁です。できれば頂いた神社やお寺に納めて下さいね。

次回は、「お守りの有効期限」について

お守りの数はいくつ? [豆知識]

 先日、交通安全のお守りを紹介しました。お守りの種類がたくさんありますが、今日は、お守りの数はいくつ持っているとご加護大きいかについて

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 お守りは、基本的に1つか2つで十分だと言われています。たくさんお守りを持っていたからといって、ご加護が増すわけではないそうです。
 お守りは、たくさんあって迷われる方も多いしれませんが、直感で気に入ったものを購入すれば良いそだそうです。あえて選ぶとすると、身につけやすいものが良いかもしれませんね。

明日は、「お守りのご加護を最大限受けたい時」について紹介予定です。

十月は神無月(かんなづき) [豆知識]

十月は神無月(かんなづき)ともいいますが、この月になると神様はいなくなってしまうのですか。

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神無月の語源は、雷がならなくなる月であることから”雷無月”の意とする説や、十月は翌月の新嘗祭(神様に新穀を供えて感謝する祭り)の準備として新米で酒を醸(かも)す月、すなわち”醸成月”の意とする説など諸説があります。
その中でも、男女の縁結びの相談をするために八百万の神々が出雲大社に集まるので神様が不在になるという俗説は有名です。しかし、実際には各地の神社で秋祭りが盛んに行われていることから、常に神様は坐(ま)すのです。

引いたおみくじをどうするか? [豆知識]

 神社の境内のおみくじ専用結び場所に結んで帰らなければならない、と思われていますが、持ち帰っても問題ありません。おみくじの内容を読み返して、自分の行動に照らし合わせるために持ち歩いてもいいとしています。
 一般的には、境内におみくじ専用の結び場所があるはずですですので、書かれているアドバイスは真摯に受け止めるという想いをもって、または感謝の想いを持って、指定される場所に結んで帰りましょう。

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 なお、持ち帰ったおみくじのアドバイスによりお伺いごとやお願いごとが成就した時、縁起モノ(お守り)としてのお役目が終了したとき(一年の節目など)は、その神社が定める方法でお返しして下さい。
 おみくじを引いた神社が遠方で、お返しに行けないという場合は、別の神社にお返ししても大丈夫です。

引いたおみくじを読む [豆知識]

 本来、おみくじは吉・凶ではなく、そこに記載されている内容を読み(アドバイス受ける)取るのが大事だと思います。

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 実際、おみくじを隅々まで読めば分かる事ですが、引いたのが吉であれ凶であれ、その書かれている内容は、全てアドバイスであり、良いとか悪いとかを決定するものではありません。

「おみくじ」の正しい引き方 [豆知識]

 おみくじは、拝殿でのお参り後に引くのが基本です。
 おみくじは神様からのメッセージという意味合いでもありますので、まずはご挨拶(お参り)を済ませてから、その後にお言葉を頂くようにしましょう。
 参拝の際、自分の知りたいと思う事柄を神様にお知らせして「おみくじを引きますので、お言葉をください。」とお願いします。すると的を射たメッセージが本当にいただけます。
 おみくじを引くときは、必ず左手で引くようにしてください。左手は「受ける手」と言われ、自分では意図しない、自分の欲望でもない、純粋にいま自分に必要なメッセージを引き寄せてくれます。

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 凶がでたからといって何度も引きなおしたりするのは厳禁です。神様のお言葉を信じず、聞く耳を持たない証拠だからです。

おみくじとは? [豆知識]

おみくじは、拝殿でのお参り後に引くのが基本です。
おみくじは占いの一種とお考えの方が多いです。でも実際にはおみくじは神様から届けられる、とても貴重なメッセージです。

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吉凶は関係ありません。大切なことはそこに書かれているお言葉の内容です。
たとえ凶と書いてあっても、何度も引き直さないこと。「こういうところを改善しないといい結果にならない」と神様が教えてくださっているのです。
逆に大吉だと喜ぶことが多いですが、「こうすれば幸運がつかめる」というアドバイスだと考えてください。

次回は、「「おみくじ」の正しい引き方」についてを紹介します。

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