お年玉の意味は? [豆知識]
正月には子供たちがお年玉を頂きます。今日ではお金ですが、本来は〈歳魂(としたま)〉つまり「年初の霊力(れいりょく)」のことでした。ですから一家の主(あるじ)が家人や使用人たちに与えるところに意味がありました。
科学万能の今日では信じられぬという方もあるかも知れません。しかし古人はこのような時期に努めて霊力を得ようとしたのでした。お祭に神輿(みこし)を担(かつ)ぎ山車(だし)を引くのは、御祭神のお力の高まりを期待し、その恩頼(みたまのふゆ)に預(あず)かろうとするためでした。同様にお年玉には年の初めに霊力を分けていただく、という意味があったわけです。
(参考)恩頼(みたまのふゆ) = 神さまのお力を受ける恩徳
科学万能の今日では信じられぬという方もあるかも知れません。しかし古人はこのような時期に努めて霊力を得ようとしたのでした。お祭に神輿(みこし)を担(かつ)ぎ山車(だし)を引くのは、御祭神のお力の高まりを期待し、その恩頼(みたまのふゆ)に預(あず)かろうとするためでした。同様にお年玉には年の初めに霊力を分けていただく、という意味があったわけです。
(参考)恩頼(みたまのふゆ) = 神さまのお力を受ける恩徳
初詣はどこに行ったらよいでしょうか? [豆知識]
神社の信仰は、神社がある各地域を基盤としている。「初詣でも地域の守り神である氏神様にお参りするのが基本です」
初詣の仕方には大昔から、三社詣でというものがあります。
⒈氏神様の神社、
まずは地域の氏神(家の近くの神社)にお参りし、
⒉自宅からみて、その年の恵方(吉の方角)に鎮座する神社、
平成28年の恵方は南南東であり、
節分での恵方巻きと同じ方角です。
⒊そして他の崇敬する神社
の三社です。
初詣の仕方には大昔から、三社詣でというものがあります。
⒈氏神様の神社、
まずは地域の氏神(家の近くの神社)にお参りし、
⒉自宅からみて、その年の恵方(吉の方角)に鎮座する神社、
平成28年の恵方は南南東であり、
節分での恵方巻きと同じ方角です。
⒊そして他の崇敬する神社
の三社です。
お正月に、鏡餅 「どうして飾るの?」 [豆知識]
鏡餅は、家にやってきた歳神さまが宿るための特別なお餅です。
したがって、鏡餅がないと歳神さまが宿る場所が家の中にないことになってしまいます。
鏡餅はできるだけ派手に飾り立てるのが良いとされているので、昆布、橙や御幣などで飾りましょう。
したがって、鏡餅がないと歳神さまが宿る場所が家の中にないことになってしまいます。
鏡餅はできるだけ派手に飾り立てるのが良いとされているので、昆布、橙や御幣などで飾りましょう。
お正月に、注連飾り「どうして飾るの?」 [豆知識]
注連飾りとは、注連縄で作られた飾りものを言います。
注連縄とは、穢れ・不浄の侵入禁止のために張られる魔除けの縄を指します。
注連縄飾りはつまり、歳神さまを迎えるにあたり、家を神聖な領域とするために張られます。
注連縄とは、穢れ・不浄の侵入禁止のために張られる魔除けの縄を指します。
注連縄飾りはつまり、歳神さまを迎えるにあたり、家を神聖な領域とするために張られます。
お正月に、門松「どうして飾るの?」 [豆知識]
お正月に門に立てる門松ですが、これは歳神さま(年神さまとも)と関係があります。
歳神とは祖先の御霊のこと。元旦にやってきて、五穀豊穣と子孫繁栄を約束してくれる神さまです。
じつは門松は、歳神さまにお出でいただくための目印であると同時に、歳神さまが宿るための依り代ともなるのです。
古代は栗・楢など多様な木が使われていたようだが、鎌倉時代以降、松が一般化しました。
恐らく「松」が「(歳神を)待つ」に通じるのと、常緑樹のため厳寒時にも色あざやかな点が一般化の要因だったのではないでしょうか。
門松は門神柱、祝い松、拝み松、門ばやし、飾り松などと呼ばれることもあります。
歳神とは祖先の御霊のこと。元旦にやってきて、五穀豊穣と子孫繁栄を約束してくれる神さまです。
じつは門松は、歳神さまにお出でいただくための目印であると同時に、歳神さまが宿るための依り代ともなるのです。
古代は栗・楢など多様な木が使われていたようだが、鎌倉時代以降、松が一般化しました。
恐らく「松」が「(歳神を)待つ」に通じるのと、常緑樹のため厳寒時にも色あざやかな点が一般化の要因だったのではないでしょうか。
門松は門神柱、祝い松、拝み松、門ばやし、飾り松などと呼ばれることもあります。
正月って何? [豆知識]
今日から12月(師走)です。
12月は、お歳暮の手配、年賀状制作、クリスマス、大掃除、餅つき、お節料理・・・・。旧年中にやり残した事を年内に片づけて・・・やるべきこと、いろいろとおおいですよね。
早いうちに、計画を立てましょう。
計画を立てるにあたり「正月って何?」を頭の隅にでも於いて、計画・実行すれば、素晴らしい新年が迎えられるでしょう。
〖正月って何?〗
暮れにはどの家庭でも大掃除をし、神棚(かみだな)のある家では注連縄(しめなわ)を取り換え、玄関に注連飾(しめかざ)りを付けます。新年を迎えるための準備です。こうした仕度(したく)が何のために行われるのかが忘れられつつあります。ついこの間までは誰もが知っていました。正月が三日間もお休みなのは、歳神(としがみ)をお迎えするためでした。年の初めに神様が家々を訪れ、一年の実りと幸せとをもたらしなさる日でした。そこで神迎えのため家の中をきれいにします。注連飾(しめかざ)りは家内が清浄になった証拠です。古くはこの期間に先祖も来訪しました。
玉串拝礼とは [豆知識]
玉串は神前にお供えするものとして、米・酒・魚・野菜・果物・塩・水等の神饌と同様の意味があると考えられています。しかし、神饌と異なる点は、玉串拝礼という形で自らの気持ちをこめて供え、お参りをするということです。勿論、神饌も注意して選び、心をこめてお供えをしますが、玉串は祭典の中で捧げて拝礼することから、格別な意味を有するものであることが分かります。
写真をクリックすると拡大します。
『神社祭式同行事作法解説』(神社本庁編)では玉串を捧げることを「玉串は神に敬意を表し、且つ神威を受けるために祈念をこめて捧げるものである」と説明されています。
玉串の由来は、神籬(ひもろぎ)とも関連して『古事記』の天の岩戸(あまのいわや)隠れの神話に求められるものといわれています。すなわち天照大御神の岩戸隠れの際に、神々がおこなった祀りでは真榊に玉や鏡などをかけて、天照大御神の出御を仰いだことが記されています。
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『神社祭式同行事作法解説』(神社本庁編)では玉串を捧げることを「玉串は神に敬意を表し、且つ神威を受けるために祈念をこめて捧げるものである」と説明されています。
玉串の由来は、神籬(ひもろぎ)とも関連して『古事記』の天の岩戸(あまのいわや)隠れの神話に求められるものといわれています。すなわち天照大御神の岩戸隠れの際に、神々がおこなった祀りでは真榊に玉や鏡などをかけて、天照大御神の出御を仰いだことが記されています。
お守りの納め方 [豆知識]
一年を過ぎたお守りや大願成就したお守りについては、埃を払って半紙・白い木綿の布などに包み、できれば頂いた神社の納札所へ納めるか、神社でお焚き上げ(どんど焼き等)を行ってもらうと良いようです。
なお、特に何も施さずに、そのまま納札所へ納める方も少なくないとのことです。
写真をクリックすると拡大します。
もしも頂いた神社へお納めできない場合は、別の神社(氏神様)へお納めすると良いようです。
なお、特に何も施さずに、そのまま納札所へ納める方も少なくないとのことです。
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もしも頂いた神社へお納めできない場合は、別の神社(氏神様)へお納めすると良いようです。
お札・お守りの違いは何ですか? [豆知識]
お札・お守りは、どちらもご神殿で祈願した「祈り」のこもった神符です。
お札は、家に(移動しないもの)お祀りすることで神様のご加護を頂くことができます。
またお守りの中には、「しんじ」と呼ばれる小さなおしるしが入っています。 身につけたりご自身の持ち物にさげると、その御神徳により心身をお守りいただくことが出来ます。
次回は、お守りの納め方
お札は、家に(移動しないもの)お祀りすることで神様のご加護を頂くことができます。
またお守りの中には、「しんじ」と呼ばれる小さなおしるしが入っています。 身につけたりご自身の持ち物にさげると、その御神徳により心身をお守りいただくことが出来ます。
次回は、お守りの納め方
お守りが汚れててしまった、何か悪いことはありますか? [豆知識]
.お守りが汚れたり・壊れても、そのことにより悪いことが起こることはありません。
ですが、汚れたり・形が崩れたまま長く身につけることはおすすめできません。
お守りを粗末に扱うことにもなり、良いことではないからです。
壊れたお守りは神社の納札所に返し「御焚き上げ」してもらうのがいいかと思います。
次回は、お札・お守りの違い・・・
ですが、汚れたり・形が崩れたまま長く身につけることはおすすめできません。
お守りを粗末に扱うことにもなり、良いことではないからです。
壊れたお守りは神社の納札所に返し「御焚き上げ」してもらうのがいいかと思います。
次回は、お札・お守りの違い・・・